第2章 ガーベラと嘘。*
「ま、ッ、いたるさ、っきこえちゃッ、」
「、みんな寝てるよ」
「でも、っ、おきてたら、」
「見られたらと思って興奮してるでしょ、すごい締まった」
語尾にハートマークでも付きそうな言い方に体が震える。至さんは見られても関係ないんだろうか。しかし激しい律動にそんなことを気にする余裕もなくなっていき、最奥を突かれるたびに嬌声が漏れる。さんざん焦らされた後の激しさに絶頂も目の前に迫り、耳元の至さんの声にもそれを感じた。
「ぁめ、ッらめ、も、ぃきそ、ッ、」
「おれもやばいかも」
言いながら耳を食まれ内腿が小さく痙攣する。乱雑に髪を掴まれると荒々しく唇が重なり、舌を絡め取られながら最奥を突かれると普通に突かれるよりも快感を強く感じる。律動の激しさが増し、頭が真っ白になった。全身を貫くような快感。唇を塞がれているおかげであまり声を出さずに済んだものの上げた声は小さなものではない。余韻を引きずる絶頂感とナカに放たれた熱に全身が大きく痙攣した。全身が脱力しシンクに縋りながらずるずると床に座り込む。しかし未だ埋め込まれた熱は治まることなく再び動き出した。
「うそッ、いたるさ、ッぁ、いまいった、からァっ、まッ、」
「はる、お願い、もっかいだけ」
「ひぁ、ぅッ、またぃっちゃ、っ」
激しい律動が、一度絶頂に達し敏感になったナカを容赦なく抉る。突かれる度に体が痙攣し、ぱちぱちと目の前が明滅を繰り返した。至さんの声が甘く蕩けて鼓膜を犯す。シンクの壁に額を擦りつけまるで動物の交尾のような行為にただ嬌声と涎を垂らした。