ヤンデレヴィクトル氏による幸せ身代わり計画【完結済】
第6章 ヴィクトルが手に入れる話
「あれ?お気に召さない?」
「…うん、優しくしてくれるのは凄く嬉しいけど、もっと強く突いてほしい…淫乱だって呆れる?」
「まさか!俺ももっと桜の中に強く入りたいって思ってた。じゃあ、桜覚悟してね、もう絶対やめてあげられない」
「うん、して、ヴィーチャ、もっと愛して」
その言葉を皮切りに、ヴィクトルは桜を抱き起こすと、ごつんごつんと激しく腰を揺り動かした。
「ふあ、きもち、きもちいいっ奥、奥まできてるっ」
Gスポットに亀頭を擦り付け、子宮口にもキスさせる。
「はぁ、あ、もう来ちゃう気持ちいいの来ちゃうっ」
「はぁ、俺も…っく、桜、桜っ一緒に、行こうっ」
「うん、一緒に、あ、ああ、もう、ああっ、、、あぁああっ」
「はぁ、はぁ、っく!!」
ヴィクトルは薄い膜越しに精を吐き出し、桜の体をかき抱いた。
「愛してる、桜」
「私も、愛してるヴィーチャ」
そうして、くっついたまま、2人は久しぶりの体温に安心して、眠りについた。
「わん!」
「わあ、マッカチン、ふふ、私のこと覚えててくれたの?」
「わん、わん!」
「マッカチンはお利口さんだからね、勿論桜の事はしっかりと覚えてるよ、ねぇマッカチン」
「わふっ」
朝起きて、まだ繋がっていた2人は互いの体がカピカピになっている事に笑いあって一緒にシャワーを浴びた。
そしてさっぱりしてからリビングへ入ると可愛らしいスタンダードプードルが2人に向かって突進してきた。
体幹が鍛えられているため、倒れることも無くマッカチンと桜をサンドする形で一緒くたに抱きしめれば、愛しい人と愛犬のじゃれ合いに心が和んだ。
「さて、じゃあ朝ごはんにしようか」
ダイニングへと連れ合い、ヴィクトルが簡単なものを用意する。
桜はマッカチンのご飯を任されたので、ドッグフードをお皿に入れて、お水も新しいものへと変えた。
久しぶりに2人と1匹でとる食事は楽しくて、全ての料理がご馳走のように感じられた。