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戦国のシンデレラ
第32章 想定外の
「ふぅ………」
安土を出てから二刻ほど過ぎただろうか。
もうそろそろ昼餉だ。
昼餉………
(現代に戻るんだから、言葉遣いも戻さなくちゃね。)
すっかり言葉も戦国時代に馴染んでしまったことに一人、苦笑していると、
後方から物凄い音がしてきた。
(えっ、嘘。なに!?追い剥ぎ!?)
振り向いて構えるけれど段々と近づいてくる人物は思想定外で…………
「えっ?」
『舞様、途中まで、共に。』
さっき別れたばかりの、三成君だった。
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