第1章 君に捧げるエンブレム
おいらの正面に立ち上がって 壁に手をつく
所謂壁ドンてやつか
おいらの顔の正面に位置する翔くん自身も
完勃ちで
思わず息を飲む
しっかりとついた筋肉
白い肌
見上げれば 瞳に欲情の艶色を纏った翔くん
オトコのおいらが見ても
綺麗だなって思う
翔くん自身をそっと握って
ゆっくり上下に擦る
翔「んっ…」
智「…気持ち いい…?」
翔「は…ぁ… いい…よ 」
滲み出る液体に気をよくしたおいらは
立ち上がって
翔くん自身とおいら自身を一緒に握り混む
翔「あなたがしてくれんの…?」
智「そう」
握り混んだお互いを 上下に擦る
お互いの液体がぬるぬると絡み合って気持ちいい
顔を上げると
眉間に皺をよせて 気持ちよさそうな
エロくて オトコマエな翔くん
おいらも同じくらい
エロい顔してんだろうなぁ
ああ
もう たまんない
智「翔…キス…」
翔「っ…」
軽く唇を突きだしてねだった瞬間
噛みつくような 激しいキス
強引に差し込まれた舌が
おいらの口内を余すとこなく動きまわる
なにも考えらんない
気持ちいい