第1章 君に捧げるエンブレム
智「…んっ… あぁ…」
翔「ん…はぁ… 智…智…」
キスの間もおいらの名前を呼んでくれる
おいらも 翔くんを呼びたいのに
あいしてる って言いたいのに
翔くんの舌が それをさせてくれない
そのもどかしさが
身体中の熱を上げるのを加速する
翔くん いいよ
気持ちよくてたまんない
ねぇ 翔くんも気持ちいいだろ?
きっと もう限界だよな
だって
おいらも限界だもん
気持ちよすぎて我慢できない
智「あ…あっ…駄目だ…」
翔「は…っあ…俺ももう駄目…」
智「イクよ…翔…一緒に…!」
翔「一緒に…ね あ あぁ…!」
智「あっ…あ あぁ…!」
翔「くっ…!は」
ほとんど同時に
お互いの熱を吐き出した