第7章 後輩ー翔③ー
風「親分!どーしたんですか?」
智「よぉふーま ちょっと話あんだけど いーか?」
風「どうぞどうぞ! つーかよく俺んちわかりましたね?」
智「事務所に聞いた お邪魔します」
事務所でふーまのスケジュールを調べたら
今日はオフ
自宅にいるかはわかんないけど
とりあえず住所聞いて 来てみた
風「何か飲みます?」
智「いや いい 長居するつもりねーから」
リビングに飾ってある 翔くんの腕時計
対談の雑誌とか 翔くんと撮った写真とかも
風「気分悪くしたらすみません 兄貴に関するものばっかりで(笑)」
智「そんだけ翔くんを好きだって事だろ? ありがたいよ まぁあんまりいい気はしねーけどな(笑)」
智「今回の件 翔くんから聞いたよ」
おいらの言葉に
少し泣きそうな顔になる
風「兄貴 困ってました?」
智「困ってはいない けどショックは受けてた」
風「ショック?」
智「お前の気持ちに気付いてなかったことと もしこれがバラたら嵐は って」
風「兄貴らしいや 俺けっこうバレバレだと思ってたんですけどね(笑)」
智「翔くん以外はうちのメンバー気付いてたけどな」
風「マジっすか(笑) …親分も?」
智「ああ」