第6章 後輩ー翔②ー
智「バカ翔!」
ニノとの話を終えて
智くんに連絡をとり 智くんの部屋に来て
智「ひとりで考えてたってしょーがねーだろ 何でおいらに言わないんだよ!」
事の顛末を全て話し
猛烈に智くんを怒らせている
翔「…ごめん 俺が風磨を部屋に入れなきゃ…俺のせいで智くんやあいつらにまで迷惑が…」
智「おいらはいい!覚悟がなきゃ翔くんと付き合って無い あいつらに迷惑がかかるのは嫌だけど… そもそもふーまが翔くんを好きって 翔くん以外はメンバーみんな気付いてるし!」
翔「え!?」
智「気づいてないの翔くんだけ!この鈍感!」
翔「…ごめん」
俺の正面に座り
俺の瞳をじっと見つめる
俺も 正に 怒られてる子供みたいに
瞳を見ながら 何も言えずに
智「弟みたいに可愛いがってたからな
ショックなのはわかる
だけどな そのことも バレたことも聞かされないおいらの気持ちもわかるか?
…おいら どれだけ頼りねーんだよ」