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俺たちのSong【気象系BL】

第1章 君に捧げるエンブレム 


頭のアワアワを流して
シェービングクリームをつけてヒゲを剃ってやる
黙ってヒゲ剃られてる翔くん

智「夫婦の愛 感じるか?」
翔「!」

びっくりしたように目を開けておいらを見る
くりくりの目が飛び出そうだ

その顔にびっくりして
おいらが手元誤ったらどーすんだよ

智「障害者が相手だと実際はすげー大変だろうな 風呂入るんだって滑ったりしたらって心配だし トイレとかだって」
翔「…」
智「車椅子バスケやって疲れて帰ってくる旦那をいたわってやりたいのに 甘やかしてやりたいのに旦那はそれを突っぱねる 俺は大丈夫だからって」
翔「智くん あなた…」

ほら見ろ
自分と和也がごっちゃになってんじゃねーか
まぁ 似た部分はあるからしょうがないのかもしんねーけど

智「プライドが高い役だから余計表現が難しいのかもしんねーけど 障害を持つ旦那を持つ覚悟って相当だと思うぞ?それをうけいれらんねーの?」
翔「違うんだ…」
智「翔くんが実際ああいう障害を持ったとして おいらが献身的に翔くんを支えるのは受け入れられないか?」

おいらは 覚悟はあるぞ?
例え 翔くんの身体が動かなくなっても
おいらが 手足になる

その覚悟もなくて この関係になったりしない


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