第4章 懐かしい
智「ああいう格好も あの頃の翔くんも おいらたちも全部懐かしいよなぁ」
あの収録から
そんなこと思ってたなんて
ホントにこの人の発想は計り知れない
翔「昔の俺が好き?」
智「昔の翔くんも 今の翔くんも 翔くんなら全部好き」
わかってる
どんな俺でも ずっと好きでいてくれてること
翔「俺もどんな智くんでも 智くんなら全部好き
今日みたいに俺が疲れてるって気付いててあんなにお茶目な踊りして 腹の底から笑かしてくれる智くんもね」
智「気付いてた?」
翔「もちろん もっと格好良く踊れるのに」
智「翔くんが笑ってたからあれでいんだよ」
通常の仕事にプラスして
映画、ドラマの撮影に 24HTVの打ち合わせ
おそらくもう少しすると
毎年の夏の音楽番組の司会も入ってくる
翔「俺としては 笑かしてくれるより智くんに触れて癒されたいな」
智「翔くん疲れてんのにおいら触ってたら余計疲れんじゃん」
翔「じゃあ智くんは疲れてるとき俺が触ると余計に疲れる?」
智「ふふ 疲れない 心が翔くんでいっぱいになって安心して寝れる」
わかってんじゃん
そう
心がお互いでいっぱいになって
落ち着くんだよ