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俺たちのSong【気象系BL】

第4章 懐かしい


智「疲れてる?」
翔「うん」
智「癒されたい?」
翔「うん」

俺の太股にそっと手を置き
優しく 潤んだ瞳で俺を見る

智「…おいらも 癒されたい…」

どちらからともなく キスをする
啄むようなキスから だんだん深いものになって
お互いの舌と息遣いを確かめあいながら
ソファに倒れ込む

翔「懐かしい繋がりで 最初の頃みたいに抱いてみようかな」
智「なに 若い頃の抱きかたってあんの?(笑)」
翔「俺の気の済むまで抱くっていうね(笑)まぁ今もそれは変わらないか」

抱き合った翌日は
お互い腰がメロメロになってて
立つのも覚束ないで 
よく3人に白い目で見られたっけ

智「いいよ 翔くんにならどんな抱かれかたしたって」
翔「…もう あなたって人は…」

手探りでローテーブルにあったリモコンを掴み
リビングの電気を消す
ダウンライトの灯りだけに照らされるあなたは
どんな灯りより 眩しくて あたたかくて

そんなあなたを
昔も 今も これからも
ずっとそばで見ていたい


ねぇ 智くん
この「今」の俺たちのことも
「懐かしいね」って語りあっていけたら いいね




END






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