第36章 大野丸
そのまま そのしなやかな指で
やわやわと 刺激され続けて
完全に勃ち上がった 俺のそれ
翔「…ん…」
智「…その顔 好き…」
翔「…どの 顔…?」
智「そのでっかい目細めて トロンとした顔… おいらだけに見せる その顔…」
翔「…あなたにならいくらでも見せるよ…だから…」
瞳を潤ませて 少し頬を紅潮させて
殺傷能力があるんじゃないかってくらいの
妖艶な顔をした あなたの中心を
同じように 服の上から 刺激して
智「…んっ…」
翔「…あなたも 見せて… 俺だけにしか見せない その綺麗で厭らしい顔…」
スウェットの中に 手を滑らせて
久し振りにの あなたの素肌の感触を堪能する
あなたの唇から 甘い吐息が漏れ初めて
智「…手 冷てぇ…」
翔「あなたがあっためてよ… 手も 俺自身も…」
智「ん…」
お互いに着てる物を脱がせあって
やっと あなたの素肌を抱き締められる
翔「智くんだ…」
智「翔くんだ…」
顔を見合わせて 何言ってんの って
笑ったのも 束の間
快感を求める熱は また すぐにやってきて
指をあなたの唇に近付けると
そっと 口に含んで
ぴちゃぴちゃと音をたてながら 舐め回す