第32章 恋人にしたいランキング
ニ「急遽だったのでコスプレが間に合わなかったんですよ タキシードならすぐに用意出来ますから」
翔「ああ そういうこと…」
相「翔ちゃん!ゴツい可愛いね!」
翔「なんだよそれ!」
つまみを皿に出しながら
相葉くん もとい タキシード仮面は
めちゃくちゃ楽しそうだ
智「タキシード仮面とマーズも飲みなよ(笑)」
翔「あら いいの? 智くんにお酌してもらうなんてマーズ感激」
智「ふ ふふっ はい どーぞ」
肩を震わせながら
グラスにビールを注いでくれる
コスプレ自体 嫌いじゃないし
こうやって智くんが笑ってくれるなら
俺は それでいいんだ
ニ「なりきり具合が半端ないですね」
相「俺も俺も! 二宮くん!ちゃんちきおけさなんて踊らないで俺と酒を飲もう!」
ニ「は?」
相「なんかねー検索してたらそんな台詞も言ってた!」
ニ「何を検索してたんですか あなたは」
翔「ニノ! タキシード仮面をコケにするなら火星にかわって折檻よ!」
智「ははははは!」
ニ「決め台詞は1回でいいですよ」
相葉くん もとい タキシード仮面が
泥酔状態になって
呆れたニノが着替えさせて
タクシー呼んで 連れて帰るまで
セーラーマーズの接待は続いた