第30章 何にでも全力なあなたが好き
ニ「おっそろしくお洒落なコート着てましたね」
相「ね!?笑いもとれないしヤキモチも妬いてもらえないし俺悲しくね?とかって思ってたんだけど」
ヤバい
私 今完全に顔が緩んでる
私にヤキモチ妬いて欲しいからなんて
相「ニノちゃんとこうして楽しく 仲良くしてられるからいいかなぁって」
いつものしわくちゃの笑顔で 私を見て
ニ「オソロなの私に言っておかないと嫌だったんでしょう?」
相「うん」
相「大丈夫ですよ オソロだって聞いて少しムッとしましたし 私も今めちゃくちゃ楽しいですから」
相「ニノちゃん…」
全力なあなたが相手だから
私もたまには全力で素直になってあげましょう
ニ「さ 全力で作業を済ませてしまいましょう 潤くんが戻って来てしまいますよ」
相「そうだね!」
その後少しして 作業は完了
両方の器にラップをかけて 知らんぷり
戻ってきた潤くんが
何も疑う事無く 蕎麦を食べ始めた
潤「あ うめぇ」
よっしゃ!と
小さくガッツポーズをする相葉さん
相「ニノちゃん!!」
ガバッと私に抱きついてきて
ニ「ちょっ…何」
相「大丈夫 みんな松潤に気付かれなくて喜んでるって思うから」
こっそり私に耳打ちして
更にギュッと強く抱きしめられた