第30章 何にでも全力なあなたが好き
周りにいるスタッフも
ニコニコしながら私たちを見てて
ホントに仲良しですね なんて言われて
相「俺今回着てきたスタジャンあるじゃん?」
ニ「何ですか オヤジギャグ?」
相「ちっがうよ!普通に話してるんだよ」
ニ「ああ はい」
いきなりどうしたんだろう
手を動かしながら話に耳を傾ける
相「あのスタジャンね 実は松潤とオソロなの」
ニ「え そうなんですか」
相「うん 前に一緒に服買いに行った時にね で色もサイズも同じなのよ」
ニ「オソロですね」
相「そう オソロもオソロなの」
相葉さんの私服はお洒落
もともとセンスもいいし お洒落するのが好きなんだろう
また 似合ってるし
潤くんは まぁ
たまに殺し屋みたいな格好したりするけど
お洒落はお洒落だ
オソロで買ってもいいじゃない
何を少しムッとしてるんだ 私は
相「で 今回松潤も着てくるかなーなんて思ってさ 着てきたら双子コーデだ!って笑えるかなって」
ニ「はい」
相「みんなは笑うけどニノちゃんはちょっとヤキモチ妬いてくれるかな そしたら嬉しいなって」
ニ「なっ…」
相「そしたらさ 松潤着てきたヤツ見た?おっそろしくお洒落なコート!何あれ!?」