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俺たちのSong【気象系BL】

第30章 何にでも全力なあなたが好き


相「よし 先ずは大根おろしをきれいに掬うよ!」
ニ「了解です キャップ」
相「おっ いいね 二宮助手(笑)」

レンゲでそっと大根おろしを掬う

相「おろしが落ちたら終わりだからな しっかり」
ニ「わかってます」

相葉さんが食いぎみに近づいて話すから
手が当たって落としそうなんですけど

相「松潤が来るまでに完璧に仕上げるぞ」
ニ「大丈夫です 潤くんはまだ打ち合わせです あと20分は戻ってきません」
相「わかんないだろ 油断は禁物だ」
ニ「そうですね 急ぎましょう」

レンゲで汁を掬っては お椀に入れて
2人でキャッキャしながら作業を進める

翔「何してんの?2人して(笑)」
相「マネのためにニノちゃんと頑張ってんの!」
智「手伝おうか?」
相「緻密な作業だから人数がいればいいってもんじゃないんだよ 翔ちゃんは不器用だから問題外」
翔「あ 軽く凹む」
智「じゃあおいらと翔くんは松潤来たら足止めしとく(笑)」
相「そうして!ここは俺とニノちゃんで乗り切るから!」

おじさんと翔さんも加わって
なんだか少し大事になってますけど

ふと隣を見ると
めちゃくちゃ真剣な表情の相葉さん
手をプルプルさせながらレンゲを持って

可愛いし 楽しいし 嬉しい

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