• テキストサイズ

【マギ】 A Trip to MAGI World

第6章  Departure


〈真愛side〉

「みなさーん!半月くらいお待たせしました!お久しぶりです、真愛です!」

わぁ!っと大歓声。
たくさん集まってくれたなぁ。

「真愛ちゃん忙しかったのかな?」
「久しぶりだよねー!」

「えー、歌う前に、皆さんに一つお知らせがあります」

しん…と静かになった。

「私、真愛は…明後日、この国を出ます!」

一瞬の間があって、

『えええ――!?』

という声と、どよめきが起こった。

「理由はいろいろありますけど、いろんな国を回ってもっとBIGな真愛になろうと思っています!」

「おぉー!!」
という声が聞こえたけど、皆まだ困惑している。

「ではお待たせしました!一曲…」
「きゃあああああーー!」

えっ!?

「真愛ちゃん、後ろ!!」

な、何!?

「南海生物だぁー!」

わ、うわぁ!

「我が身に宿れ、アムドゥスキアス!音姫鳴声!」

間に合った!
こいつをこれ以上お客さんに近づけちゃダメ…!

「真愛って、攻略者だったの!?」
「南海生物を押さえるなんて…!」
「すげー技だ!!」

あ、そっか。
この国ではこれ、パフォーマンスなんだっけ。

「いいぞ真愛、そのまま倒せ!」



…んっ?


え、えぇっ!?

シン様!?
/ 105ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp