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【マギ】 A Trip to MAGI World

第6章  Departure


〈真愛side〉

「おらァ!」
「やっ…と。あ!」

で、できた!?

「良し、できたじゃねーか。3日目にしちゃなかなかだぜ、二人とも」

嬉しい…けど…

息切れ…!やばいって…

「お前ら、本当に体力ねーな」
「シャル兄が…厳しすぎるんだよ…」

アムの「癒曲」がなかったら、体中傷だらけで今頃倒れてるよ…

「これで、俺の超短期剣術指導は終了だ。」
『ありがとうございました。』

アリシアは元気だなぁ。

「あ、アリシアさん!王がお呼びです!バルバッドの件だそうです」
「はい、わかりました。」

アリシアは忙しいなぁ。

「そういや、そろそろか」
「だねー、あと数日かぁ。」

…あ、そうだ!

「シャル兄!少し話をしてもいい?」

あれ、なんか変な言葉かも…?ま、いいや

「お、おう」

「私、能力持ってるの。魅力っていう」
「チャーム…?」

「そう。私の目ってさ、よーく見ると紫があるでしょ?これを異性が見ると、私に惚れちゃうんだって。」
「…ま、マジかよ!?」

「うん。でもこれ、教えたら効果消えちゃうんだ。ドラコーンさんやヒナホホさんには話したんだ」

「そうなのか。…じゃあ、なんで俺に?」

いや…
だって、シャル兄はさ…私じゃないもん。ヤムでしょ?

って言うのもな~

「ん~、なんとなくかな!」
「…そ、そうか」

「あ、この能力のことは誰にも言わないでね!」
「おう、絶対言わねーよ」

大丈夫…だよね!

「さてと!あと数日だけど、よろしくね!」
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