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【マギ】 A Trip to MAGI World

第9章 It is time to tell the truth.


〈ビルギスside〉

一通り話し終えると、ソロモンが
「へぇ、そうかい」
といい、その他は誰も何も言わなかった。

しばらくたった頃。

「あ、着いたみたいだよ」

アルバさんが言った。

「えっ、どこに?」
「基地だよ!私達の基地」

じゅうたんが地上1mくらいの高さで止まり、飛び降りた。

今更だけれど、ついて行っていいのかしら?

…まぁ、いいか。

「へぇ、ここが基地なのね」

大きくも小さくもないくらいの大きさね。

そう思いながら、促されるまま中に入った。

「おい、酒くれ!」
「はいよ」
「それで、そいつがよ」
「がっははは!そいつぁすげぇ!」
「わっはっはっは!」

ワイワイ、ガヤガヤ。

「・・・」
「にぎやかだろ?」
「ええ、賑やかすぎるわ…」
「でしょ?すごく楽しいよ!」

…そ、そうかしら。

「あ、お帰りソロモン、皆!」
「遅いアル!」

水色の髪の男性と橙色の髪の女性が来た。

「あぁ、ただいま」
「あれ?その子誰アル?」

私のことね。

「初めまして、ビルギスです」
「あ、初めまして、ウーゴです」

…怖がられてる?

「ファ~、ウーゴ、初対面の女の子だからってビビりすぎアル」

なんだ。そういう人なのね。

「今日からこいつも抵抗軍の一員だ。よろしくな!」

ソロモンの声がその場に響く。

…えぇっ!?

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