• テキストサイズ

明日も、息をしていたい 《進撃の巨人》

第2章 心臓を捧げる右手


よく晴れていた。

今日、この日は第100期訓練兵を迎え入れる日だ。

まだ12歳の子供たちを教官は睨み付けていた。

「いいか貴様ら!!これから通過儀礼をする!!貴様らは今より訓練兵となる!!3年間耐えたものが立派な兵士となる権利が与えられる!!覚悟しておけ!敬礼!!」

「ハッ!!」

訓練兵らが、『心臓を捧げる』敬礼をした。

「直れ!」

訓練兵たちが後ろに手を組み、背筋を伸ばす。

「それでは、始める…」

教官が訓練兵たちを見渡す。そして、一人の少年に近付いた。
/ 18ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp