第15章 朝練
監督に言われたのは帝光中にやってた練習メニューの提示と中学時代やってたマネージャー業務について話をして再び体育館へ戻った。
「最後に選ぶのは水瀬だろ。誰がどれくらい好きとか関係ねーんだよ。
お前、水瀬が自分の方へ向かないから俺にこんな話してんのか?」
ん??
私…??
体育館に戻ると笠松先輩が私の話をしていてゆっくり近づいた。
「それって…好きってことっすか。」
「お前には関係ねえよ。」
「…私が何を決めるんですか?」
「Σっ… 水瀬!?」
「聖知っちいつからいたっすか…?」
「私が何かを決めるとか、なんか笠松先輩が言ってて…」
「な…なんでもねえ……気にすんなっ…」
「えっ…あ…はい?」
いきなり話しかけると笠松先輩も涼太も驚いていた。
笠松先輩はそれ以上何も言わずに監督の掛け声で再び練習が始まり初めての朝練は無事終了した。
結局…なんの話していたか分からず特に気に留めなく無事終了し後片付けを手伝った。