第58章 初恋の再会
「オマエ1人で逃げれるとでも思ったか…もう逃がさねえよ」
「っい…っ…痛っ…っ…!」
強い力で腕を締め上げられると痛みでそれ以上抵抗できず…苦痛に顔を歪めているとワンピース越しに太ももを撫でられるような違和感を感じ一気に頭の中が嫌悪感で満たされる。
「嫌っ…やめてっ…!」
「本当に学習しねえ馬鹿な女だな…
止めるわけねえだろ…バーカ…」
「…っ…嫌っ…っ…!」
花宮は私の耳元でそう囁くと、いつの間にかワンピースをたくし上げ…直接太ももを撫でる花宮の手にこれ以上侵入させないように足を閉じようとした。
でも出来なかった
「っ…!」
「ハッ…残念だったな…もう何も出来ねえんだから諦めろ」
「いっ…いやっ…やめてっ…!」
花宮は嘲笑した笑みを浮かべ、自身の足を私の足の間に滑り込ませこれ以上脚を閉じれないようにされ、花宮の手が内股を撫でる感触に血の気が引く様に悪寒を感じる。
必死に拘束されている手を振りほどこうとしても何もできず…花宮を睨みつけることしか出来なかった。
「ハッ…まだ泣き顔になってないって事は…余裕があるみたいだな…」
「っ…調子にっ…乗らないでっ!」
耳元で太ももを撫でながら耳元でそう囁かれると、さっきよりも強く花宮をキッと睨みつけ相手の足を思いっきり踏みつけた。