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【黒バス】何度でも貴方に恋をする R18

第50章 動物園







「水瀬…聖知ちゃん…
 名前まで…可愛いらしいなんて…やっぱり…
 名は体を表すって…こういうことよね?
 聖知ちゃんは…
 幸男のどんなとこが好きなの?」



「い…いえ……そんなことは……その…っ……」



「っ…止めろよっ…緊張してるだろ…
 だから言いたくなかったんだっ……」



「もうっ…この子ったら……
 こんな可愛い恋人がいるなら…
 早く紹介しなさいよ!」



園内にあるファミリーレストランに入店すると、俺は聖知を彼女として母さんに渋々紹介した。


学校の後輩と言っても…ぜってぇ嘘だと見破られると思い…同じバスケ部の所属で後輩であることを簡単に説明した。





ていうか……いきなり…



彼氏の親と話すことになったら誰だって緊張するだろ…




聖知はいつもよりぎこちなく…返事をしてもカタコトで…何を話したらいいかわからない様子で緊張していた。




無理もねえ……



ていうか…もう……



……完全にロックオンしてるな……



自分の母親を見るとすでに、気に入ったのか…聖知を見る目が『お嫁さん候補』としてキラキラとした眼差しで視線を送っている。


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