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【黒バス】何度でも貴方に恋をする R18

第9章 過去※




「聖知さん‼︎……ッ‼︎」

「ッ…‼︎」

「ハッ…ずいぶんゆっくりだったな…ここからがいいとこだったのによ…」


「ッ…見ないでッ‼︎」


涼太とテツくんが私を探しにきてくれた。

でも当の私は花宮に服を乱されて上半身は下着を身につけているものの裸に近く涼太やテツくんに見られていると思うと恥ずかしさで顔を背けてしまう。



「花宮ッ…‼︎ッ…」

「やめてくださいッ‼︎黄瀬くん!殴ったらダメです!」

涼太は私の姿を見ると馬乗りになってた花宮を無理矢理降ろし胸倉を掴み壁に押しつけ今にも殴りそうな勢いだった。

テツくんは涼太の腕を止め殴りろうになってる手を必死に止めていた。

「黒子っち!よく冷静になれるっすね‼︎悔しくないんすか⁉︎」

「僕たちがすべきことはそんなことではないでしょ…今は聖知さんの安否を気遣うのが先だろ!」

「ッ……くッ…聖知っち…もう大丈夫っすよ…」

テツくんは涼太に大声をあげて涼太を制止して涼太は花宮を睨みつけると手を離して私の元にやってきて拘束されている手を解き抱き起こして上着を私に被せてくれた。

「ッ……ごめん…心配…かけて…」

私は胸元を押さえて絞り出すような声で涼太を見つめた。



「ッ……ごめん…遅くなって。」

涼太は私を抱きしめてくれて何度も頭を撫でて私を落ち着かせようとしてくれた。

今まで抑えていた分が溢れ出して私は涼太にしがみつき涙が溢れて声を押し殺すように泣いた。


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