第49章 初めての手料理※
「……///……こんど…
また…ご飯作る時に…エプロン…
つけますね…///」
「…っ!
いいのか…?
なら…明日……か…買いに…行かねえか…///?」
「……そ…そんなに…早く…みたいんですか…///?」
笠松の言葉に聖知も恥ずかしくなり…エプロン姿になぜこだわるかわからず…視線を逸らすと笠松は聖知を抱きしめる。
「見たいに決まってるだろっ…
どんな姿だって…見てえし…///」
「…っ…///」
キスされそうなぐらいの距離で笠松と密着すると…そのまま唇を重ねて口付けられる。
「……聖知…
嫌なら…言ってくれ……
聖知をこのまま…抱きてえ…
でも……怖いなら……無理にはしない…
聖知の気持ちが落ち着くまで待つ…」
笠松は唇を離すとこのまま抱きたい気持ちがあったが、聖知の気持ちを優先したいと思い…優しい口調でゆっくりと頭を撫でながら伝える。
「っ…確かに…怖かったです…
今でも…鮮明に覚えています……だから…
……忘れさせて…欲しい…
っ……幸男さんで…いっぱいにして…
忘れさせてください…///」
聖知は笠松の優しい気遣いに嬉しくなり…ギュッとしがみつく。
「っ…!
どっ…どこで…そういう言葉覚えてきたんだっ…///
っ……俺が…忘れさせてやる……
聖知…」
笠松は聖知からの誘うような言葉にドクンと心臓が跳ね上がるぐらいこのまま直ぐに押し倒したい気持ちにかられる。
理性を保ちながら、聖知を再び抱きしめると口付けながら聖知がつけているバレッタを外して髪を下ろさせる。