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【黒バス】何度でも貴方に恋をする R18

第49章 初めての手料理※





––––笠松脳内妄想–––– 


仕事が終わって帰宅すると…
聖知が家にいる……



「幸男さん、お帰りなさい。
 ご飯とお風呂どっちにしますか?」



エプロン姿の聖知が出迎えてくれて…


––––笠松脳内妄想終了–––– 





「幸男…?
 話聞いてんの…?」


「っ…!っ…そ…そんなの…まだ早すぎるだろっ…//」




「…何言ってんの……この子は…」




「っ…!…やべ…俺そろそろ行かねえと…」


ボーと脳内で妄想してたら母さんの声で現実に引き戻され、一気に顔が熱くなり焦って叫ぶようにテンパると時計に目が入り急いで自分の部屋へ行き私服に着替える。



泊まる用意を済ませ再びリビングへ行くと弟2人は既に布団の中で熟睡して眠っていた。



「じゃあ…行ってくる。」


俺は母さんに軽く声をかけると家を出て聖知の待つマンションへと向かった。







「本当に……あの子は…あの調子なら…
 彼女なんて当分先ね……
 結婚できるか…心配だわ……」


自分の息子が家を出ると、笠松の母はため息をつく。
女性に対して苦手意識をもつ息子を心配し、付き合うどころか結婚などまた夢の夢だと思い就寝の支度を始める。


明日子供たちと行く動物園のチケットを鞄にしまい、寝室に行くと既に眠り込んでいる子供たちの寝相や布団を正してやり自身もベッドに横になると眠りについた。

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