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【黒バス】何度でも貴方に恋をする R18

第45章 今は1人でいたい





「…………」


屋上で聖知の言葉を聞いて俺は本当に聖知の気持ちを……自分の事ばかりで何もわかってなかったと思い知った。







別れの原因が…「約束を守れなかった」としか考えることができなかったのは……









嫉妬していたからだ……








俺は…無意識のうちに黄瀬に嫉妬していた……






助けたのが黄瀬で……何もできなかった……

それを……俺は自分が助けられなかった…

…守ることができなかった…

別れた理由だと思い込んでいた。




傷ついた聖知に優しい言葉もかけずに…

ろくに話もせず…一方的に決めつけて…

勝手に俺を見捨てたと思い込み…

…自分のことしか考えてなかった。




屋上から黄瀬もいなくなり笠松1人になる。
吹いている風邪が涼しいはずなのに…冷たく感じる。






聖知の気持ち……





聖知が…別れた理由は……

自分で何もかも…

…全てを抱えようとしているからだ…

ずっと見てきたのに……

こんな…簡単なことも気づけねえなんて…情けねえ……





俺は…話をするためにまずスマホで聖知にLINEで連絡をした。


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