• テキストサイズ

【黒バス】何度でも貴方に恋をする R18

第42章 波乱












「……は……? 
 ……ど………どういう……」





「………ただの先輩と……後輩に…戻りたいんです…」









頭が真っ白になった






なんで…………別れたいんだ…





俺は…………







「……俺と……いると……嫌ってことか…?
 守るって言ったのに…約束守れてねえ…
 ……そんな男は必要ないってことか…」





違う……




やめろ……



こんな事言いたいわけじゃねえ……







でも、俺は止まらなかった。



別れをいきなり言われて…



聖知がなぜ別れを切り出したか…




考えることもしなくて…正常じゃなかった







「…………」





「聖知の気持ちはよくわかった……
 ………これからは…黄瀬に守ってもらえよ……」



俺は聖知の顔も見ずにそっと離した。


  




もう2度と…抱きしめることも…


…触れることもねえ…







「…お待たせ…
 水瀬さん……体調は……」


保健室の教員が戻ってきた時点で俺は席から立ち上がる。





「……俺…授業が始まるので先に戻ります。」


「…Σ笠松先輩…っ…授業よりも…!」


「………黄瀬……お前がいてやれよ。じゃあな……」






戻ろうとする俺を黄瀬は引き止めるがそれを聞かず保健室を出て行った




今は……何も考えらんねぇ……



俺が……してやれる事は



なんもねぇ……



/ 793ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp