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【黒バス】何度でも貴方に恋をする R18

第42章 波乱






昼休み


予鈴がなると聖知は席を立ち、笠松との待ち合わせの中庭へと向かうため教室を出る。


桐生がいきなり学校に赴任してきた事や小林が思ったよりもしつこく休み時間に会いにきたりとして疲れていた。


さっきはあんまり笠松と話せなかったため、早く会いたくて急ぐように中庭へと向かっていく。




「あれ…まだ来てない……?」


中庭に来て笠松の姿が見えず中庭をキョロキョロしているとスマホに笠松先輩からLINEから連絡が入った。




『監督に呼び出されたから遅くなる。
 先に第1体育館の前で待っててくれ。」




「……?
 部室で話してるのかな…」



昼休みに監督と話…?


授業の話なのか…部活のことなのか…


首を傾げながらLINEで笠松先輩に返信を送り、中庭から体育館へと向かって歩いていく。






「…ほんと…簡単なくらい引っかかってくれるね…
 聖知ちゃん……」


その様子を小林に見られているとも知らずに……
小林の手には笠松のスマホが握られていて、笠松のスマホの待受を見ると嘲笑するように笑みを浮かべる。

役目が終わると近くのゴミ箱に捨て聖知の後を追いかけるように体育館の方へと向かって歩いていく。



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