第40章 初めてのプレゼント※
「良いに決まってるだろッ…///
じゃあ…今日は…早く帰んねえとな…」
「じゃあ…5:30くらいにどこで待ち合わせしますか…?」
「あぁ…じゃあ…前行った学校近くの公園でもいいか…?」
朝から聖知に会える…
練習は手を抜くつもりは一切ないが…笠松にとって…聖知が側にいる事で自然とやる気や士気が上がる。
今まで笠松にとってクラスメイト女の子たちは遊びや化粧や自分の見た目を磨くことばかりに気を使う女子が多かったが……
聖知は遊ぶことよりも、笠松がバスケに打ち込めるように優先して考えてくれていた。
そんな聖知を見て笠松はもっと…甘やかしてやりたい…力になりたい気持ちになる。
「はい…じゃあ…帰る準備しまッ…//////」
「あと…5分でいい…5分でいいから…このままでいてくれ…」
「ッ…//////」
聖知は帰る支度をしようとすると後ろからギュッとは抱きしめられる。
自然と聖知の顔に熱が集まる。
お互いに離れることに寂しい気持ちがあり…寄り添うように聖知は顔を赤らめたまま抱きしめている笠松の手にそっと重ね…気持ちが落ち着くまでその状態でじっとして過ごしていた。