第40章 初めてのプレゼント※
「んッ………あれ……私……」
誰もいない暗い室内……
ゆっくり目を覚ますと身体を起こす。
「え…///…私…なんで…///」
聖知は自分が裸だということに気づいて記憶が曖昧でさっきまで笠松に抱かれていた事を思い出す。
「聖知…起きたか…?」
「ちょッ…明かりつけないでくださッ…//////」
笠松が部屋に戻ってくると明かりがついて身体を隠しているのは薄いシーツのみで顔を真っ赤にする。
「…腹…空いてるだろ…//////」
「え…///」
「俺…作った事ねえから…あんま美味くねえかもしんねえけど…///」
笠松は聖知の姿をみて顔を赤らめて顔を逸らすと作ってきたチャーハンを近くに置く。
室内に美味しそうな匂いが広がり…レンゲと一緒にチャーハンが盛られている皿を受け取る。
「あ…ありがとうございます…///」
チャーハンを受け取り一口食べると卵とレタスが入ったチャーハンが口の中に旨みが広がる。
「美味しいです…///」
「そ…そうか…///…聖知……ッ…身体…大丈夫か…?」
始めて笠松が作ってくれた食事が嬉しくて聖知は美味しそうに食べていると…笠松は視線を反らして言いにくそうにしながらも聖知の身体を心配する。