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【黒バス】何度でも貴方に恋をする R18

第39章 看病と真実



「「ッ…!///」」


「…まったく……お嬢様……最終的に助けたのは私なんですが……」


いつ部屋に戻ってきたのか…

怪訝そうな表情を浮かべながら私たちを見て桐生はため息をつく。




確かに………


桐生がいなければ……笠松先輩は怪我をしていたかもしれない…


最低で……嫌いで…性格悪い男だけど……


笠松先輩を守ってくれたのは事実だった…






「………ありがとう………助けてくれて……」


「………」





……どうせバカにされるに決まってる……

今回は…笠松先輩に怪我が何もなくて安心したせいか…
何を言われても水に流そうと思っていた。





「…ぷっ……いや…失礼…くくっ…っ……可笑しいですねえ…」








…………(怒)

性格悪いってわかってたけど……

人のお礼を笑い飛ばすなんて最低ッ……



桐生は吹き出すように笑いを堪えきれなくてお腹を抱え、くすくすと笑っている。
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