第38章 リベンジと初仕事
「え…えっと……すいません…知らなくて…基本知識くらいならあるんですけど……」
「いや…///…改めて思った……別に焦ることねえな……聖知の行きたいとこゆっくり少しづつ…行こうぜ…」
「ッ…//////…でも…私…1番は……その…幸男さんがバスケしている姿が…好きなので……ストリートとかにも行きたいですッ…///」
「ッ…//////…そ…そういうッ…ことは……ッ///
ふ…2人…の時に…言えッ…//////」
聖知の手を優しく握ったまま伝えると顔を赤くして俺のバスケしている時が1番好きと笑顔で言われると胸が苦しくなるくらい嬉しくなる。
聖知以上に顔を真っ赤にして今度の休日はゆっくりデートの構想を練ろうと心の中で誓い、ここが公共の場所じゃなければ確実にキスしてたと思いお互いに顔を赤らめてしばらくカフェでゆったりと過ごした。
「さて……次……」
ーアナウンスー
本日もご来店いただき誠にありがとうございます。
お客様のお呼び出しを申し上げます。
お客様でお越しの笠松幸男様…お伝えしたいことがこざいますので、大変恐れ入りますが1Fインフォメーションカウンターまでお越しくださいませ。
「なッ…!?」
「…何か…忘れ物とかしました…?」
「いや…してねえけど…なんか…迷子の呼び出しみてえでカッコ悪い……//聖知…悪いが…一緒でもいいか…?」
「至急だといけないので急いだ方がいいかもしれませんね…」
店を出るとアナウンスが鳴るとフルネームで自分の名前を呼ばれてまるで迷子の呼び出しをされたみたいで恥ずかしくなり、聖知と一緒にインフォメーションまで一緒に歩いていく。
ーー笠松視点終了ーー
「さて……始めるか……
後悔させてやるよ…」
2人の様子を見て口元を吊り上げて笑う人物が1人。
携帯でどこかに連絡し「プラン通りだ…わかってるな…」と伝えると電話を切り舌なめずりをして行動を始める花宮真がいた。