第38章 リベンジと初仕事
「聖知…それ…欲しいのか…///」
「え…いえ…やっぱり綺麗だなって思って…
でも…写真で見るより…
直接また…見に行った方が1番いいですね…///」
「そ…そうだな…//」
水族館の写真集を見ていると笠松先輩が近くに来て優しい表情で声をかけられる。写真よりも直接見れたことに嬉しくなり笑顔で写真集をしまうと一緒に水族館を出て近くのカフェへと入る。
「聖知…は…今日みたいに…まだ行ったことなくて……行ってみたいところ…とか…あんのか…///…?」
「…へ…?」
「いや…すごく楽しそうだったから…なんか…他に行きてえとこ…あれば…///」
「なんか…はしゃいでしまってすいません…//…まぁ…行ってみたいなぁっていうとこはありますけど……」
コーヒーを飲んでいると、笠松先輩に他に行きたいとことかあれば聞かれると複数思いつくが…笠松先輩に子供っぽいと思われないか…躊躇してしまう。
「…今日は行けねえけど……次…休みの日に…行かねえか…///…聖知の…行きたいとこに…」
「…え…でも……///…今日十分楽しかったので一緒に楽しめるところに行きたいです…//」
「俺は…聖知が楽しいんだったら…そこに行きてえ…///…ど…どこに…行きたいんだよ…」
「いや…でも…///……子供っぽいので……やっぱり…やめときます…///」
どこに行きたいか聞かれて、子供扱いされないか心配して話さずにいると笠松先輩に優しく手を握られる。