第38章 リベンジと初仕事
「こ…これはなんですか…///…す…すごいです…///」
あれから展示物を見る毎に聖知の目はキラキラして感動していてはしゃいでる聖知が可愛すぎてしばらく見ていると周りの客からは「可愛い」とか「子供みたいにはしゃいでる」と温かな目で見られて俺まで恥ずかしくなってくる。
聖知が今見ているのは特別展示物の「アナコンダ」(巨大ヘビ)だ……普通、気持ち悪がるものだと思ったが……間近で水槽に手をついて感動するように見つめている。
規模としては小さい水族館で30分くらいで見れる展示物がゆっくり見て回ったかいもあり2時間くらい滞在していた。
「なんか…あっという間でしたね……」
「た…楽しかったか…///?」
「はい…とても…1番はペンギンさんが可愛かったです…///」
「ッ…//////(ぺ…ペンギンさんって…可愛すぎだろ///)」
出口まで出ると聖知は楽しんで癒しになったようで笑顔が眩しくてそれを見るだけで俺まで顔が赤くなる。
お土産コーナに行くとある商品に目が止まりペンギンの形をした髪留めに目が留まる。ふと前に出かけた時に花宮に携帯や髪留めを壊されたことを思い出す。
聖知を見るとお土産コーナにある魚の写真集に釘付けになっていて気付く様子はなく…喜んだ笑った顔が見たくて商品を購入した。
ーー笠松視点終了ーー