第38章 リベンジと初仕事
「…水…族館…?」
「あぁ…規模はそんなにデカくねえけど…結構展示とか凝ってて…いッ…行かねえか…///」
「…水族館って……水中の動物とかが泳いでたり魚がたくさん展示されてる…水族館ってことですか…?」
「………?……ほ…他にあんのか…?」
「あ…いえ…///…そ…そうですよね…///」
「……もしかして……初めて…なのか…?」
「……え…えっと……そ…そうです…///」
笠松先輩から新しくショッピングモールにできた「都市型アクアリウム」とポスターで宣伝されているのを一緒に見ながら説明を聞いて初めてみる水族館の写真を見て今まで行ったことがなく、とんちんかんなことを言ってしまう。
そんな私を察して笠松先輩は「初めて」と見抜かれて恥ずかしくなり顔を赤らめる。
「なら…絶対行かないとな…///」
「…ッ…行きたいです…///」
笠松先輩と一緒に水族館へ向かうと外観を見ただけでも水族館の雰囲気にドキドキして笠松先輩に「行くぞ」と手を引かれるまま入場する。