第35章 別れと不穏
「じゃあ……明日は…//…空いてるか…?」
「えッ…//……ッ…ど…どうでしたっけ…//」
「ッ…来るのは…嫌…か…//?」
「えっと…//…嫌とかじゃなくて…///」
「俺…結構…今回…頑張った方だと思ってるんだけどよ……別に見返りとか…期待してねえけど……//…聖知に……///…ッ……いッ……癒して欲しいッ…ていうか……ダメ…か…?」
「ッ……//////……わ…私で……癒しに…なるなら……いい……ですよッ…//////」
泊まりに来いと誘われて…あの日の夜みたいなことになると恥ずかしくて話を逸らそうとしたが、笠松先輩がお父さん絡みで強く否定されても負けずに私のために話し合いしてくれたことにはすごく感謝している。
おまけに今日の朝も2時間くらい1on1で諦めずに勝負していたことも知り…顔を赤らめながら誘ってくれている笠松先輩を素直に癒してあげたいと思い明日泊まりに行くことをOKした。
「あ…///…じゃあ…台所借りてもいいですか…?その日晩御飯作ります///」
「いや…でも…部活帰りだと大変だろ…」
「大丈夫です…いつも、帰ってから簡素なものですが…作っているのですぐできます。それとも…食べたく…ないですか…?」
「いやッ…食べたいに決まってるだろ…///…あんま無理…すんなよ///…?」
晩御飯を作ろうと提案すると時間が遅くなることを気遣ってくれて本当に笠松先輩は優しいと思い微笑んで昼休みを中庭で楽しく過ごした。