第31章 お泊まり※
連絡してからしばらくすると、笠松先輩がマンションまで迎えにきてくれてお泊まりセットと私服姿で部屋を出る。
「ッ…//////」
「ぁの……迎えにきてくれてありがとうございます…///」
笠松先輩はじっと見つめたまま何も言わないままで、沈黙に耐えきれず恥ずかしくなりお礼を伝えると笠松先輩は手を繋いで一緒にマンションを出る。
「ッ…聖知…晩御飯…食べ…たか…///?」
「いえ…まだ…食べてないです…」
「じゃあ…近くで食べてから行くか…///」
「はい…」
笠松先輩は私から視線を逸らして話をすると近くの和食屋さんへと入店する。
お店に入っても笠松先輩は私を見ようとせずずっと顔を赤らめたまま私を見ようとしていなかった。
ーー笠松視点ーー
聖知のマンションに行き部屋から出てきた聖知を見て顔に熱が集まるのを感じた。
ワンピースの私服姿で…長い髪はハーフアップでまとめられていていつもより大人っぽく感じて直視できず手を繋ぐので精一杯だった。
店に入ってからもいつもと違う雰囲気に顔が熱くなるのを感じ2人っきりになると理性がどうなるかわからないまま食事を終えて聖知と一緒に家へと向かって歩いていく。
ーー笠松視点終了ーー