第28章 練習試合
「笠松先輩…ヤキモチ…妬いてたんですか?」
「ッ…///…う…うるせぇ…///」
「なんか…意外です。」
ヤキモチの話をすると笠松先輩は恥ずかしそうにそっぽを向いて顔を赤くしていた。
「意外じゃねぇよ……黄瀬とか…森山と話してる時はいつも気が気じゃねえよ…男はな…いつも嫉妬の塊みてえなもんなんだよ…だから…ッ…//////」
「ッ…///……わ…私が…好きなのはッ……そのッ…ゆ…幸男さんッ…だけですッ…なので…気にしないでくださいッ///」
笠松先輩はため息をついていつもヤキモチを妬いてた話をすると少しでも安心させたいと思い恥ずかしかったが自分から笠松先輩の頬にキスをして名前で呼ぶと笠松先輩は顔を赤くしていた。
「ッ…///…そこは…キスしろよ…」
「Σなッ…無理ッ…だ…ダメですッ…///…学校ではッ…誰かにッ…//////」
笠松先輩は顔を赤らめながら話すと私の言葉を遮るように両肩を掴み引き寄せキスをされる。
「ッ…//////」
「もう…誰もいねえよ…煽ったのは聖知だろ…///」
ゆっくり唇が離れると私も笠松先輩も顔を赤らめていて笠松先輩はゆっくり私を優しく抱きしめた。
「ッ…別に…煽ってないです…//////」
「煽ってんだよ……///」
「ち…違いますッ…///」
「違わねえッよ」
「ッ…///」
笠松先輩に抱きしめられながらやり取りをしているとさらにギュッと抱きしめられそれ以上何も言えずに自分からも笠松先輩の制服を握りしめて寄り添った。
抱きしめられると…
暖かくて…いつも安心する…
学校だということを忘れてしばらく抱きしめ合い昼休みが終わる頃にお互いに恥ずかしそうに教室へと戻った。