第27章 放課後デート
ーーキス前 水瀬聖知視点ーー
「ッ…//////」
目を閉じていると唇の感触を感じてキスされているとわかり自然と顔が熱くなる。
「ッ!…んッ…んぅッ…///」
唇が離れてキスが終わったと思い目を開けようとするといつものキスと違い深く口づけられ離れようとしても後頭部を手で支えられ離れることができず目を開けると笠松先輩に熱いキスをされて息が続かず相手の服を掴み言葉にならないくぐもった声が出すと唇を離してくれた。
笠松先輩との熱いキスにどう反応したらいいかわからなくて口元を押さえて笠松先輩から顔をそらしてしまった。
キスは……花宮のこともあり…
絶対無理だと思っていた……けど………
花宮の時と全然違い…笠松先輩からのキスは……
不快感や恐怖心などなく…
熱いキスに酔いしれてしまった自分がいた。
「ぁの……いきなりで……びっくり…しました///」
「……嫌だったか…?」
「ッ…///い…嫌じゃ…ないですッ///ただ…笠松先輩が…こういうキスすると…思わなくて…///
「いや……俺だって男だぞ……するに決まってんだろ……」
沈黙が流れて驚いた事を話すと笠松先輩は私の気持ちを確かめるように聞くと「嫌じゃなかった」ですと伝えると笠松先輩は安堵して再び私を優しく抱きしめて耳元で囁くように言う。