第22章 初デート （告白と波紋）

「ッ…///……今日助けてくれたお礼です……」


「ッな…ッ…///
　おまッ…///
　お…俺の話聞いてたのかよッ…！」


俺は時間が停止したかのように頬を押さえて言葉が出ないくらいテンパった。



なッ…何考えてんだッ…///


さっき言ったばかりだろッ…


ッ…襲われてえのかッ…




「その……我慢してるって…言ってたので…///
　ほっぺ…なら……いいかなって…」


俺は恥ずかしそうに顔を赤らめている水瀬の表情を見て我慢していた理性の糸が切れるのを感じた。



「ッ……なら…何してもッ…文句言うなよ…」


俺は水瀬を抱きしめるとゆっくり顔を近づけ水瀬は恥ずかしそうに目を瞑るのを見て…キスしようと顔を近づけたが僅かに残っていた理性が働き水瀬の額にキスをした。



「……あんまり……俺を煽るんじゃねえ…///
　……次はマジで…キスするからな…」



俺は水瀬を離すと水瀬も顔を真っ赤にしてキスした額を押さえていた。その仕草でさえ可愛いと思ってしまう俺はこれ以上理性がもたなくなる前に背を向けた。


ーー笠松視点終了ーー