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【黒バス】何度でも貴方に恋をする R18

第22章 初デート (告白と波紋)




ーー日本 17:30時点ーー

ーーアメリカ NY 432パークアベニュー 

          最上階 時刻 6:30ーー




「で…今月の報告は…」


「こちらになります……」


「………あの子の周りには害虫は近づいていないんでしょうね…」


朝方…コーヒーを片手に調査報告書に手を伸ばす。
女性が見ているのは聖知の1ヶ月間の調査の報告書を見ながら自分の部下に冷酷な冷たい笑みを浮かべ尋ねていた。



「それが…その……何分聖知様は如月家の屋敷ではなく別のマンションに住まわれているご様子で……そこまでの調査が……「バッ…馬鹿ッ!」」



「………どういうことかしら……それは……」



「ッ…!も…申し訳…ありません!」



「はぁ………貴方たち全員クビ。…宝来、代わりの調査員を手配しなさい。……それと……日本にいる桐生に連絡を取りなさい……」

「かしこまりました。」


女性は唇を噛み締めて調査報告を机から投げ捨て立ち上がると執事と思わしき者が人を呼び調査員をその女性の前から下がらせる。



「……まずいわね……」
その様子を聖知と似た、否聖知によく似た若い女性が話を盗み聞きして一室を出てスマホである男に電話をかける。



「瑛一さん…確か今度…日本に行くって言ってたわよね……実は…聖知の事で…話したいことがあるの…じゃあいつものところで…」
その女性は電話の主と話をするとそのま電話を切りエレベータへと乗り込む。


ーーアメリカ視点終了ーー


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