第22章 初デート (告白と波紋)
「…そこまで聞けたら…十分だ……考えなくても答えは決まってるだろ…これ以上…待てねえよ…」
俺は耳元で水瀬にしか聞こえない声で言うとさらに水瀬は顔が真っ赤になっていた。
俺は、再び向き直り、再び水瀬に付き合って欲しいと言うと顔を赤くして俺の目を見て小さい声で「はい」と言ってくれた。
しかし……俺以上に……顔真っ赤だな…//
ずっと水瀬の赤い顔を見てると変な気分になっちまう…
とりあえず…まず…携帯ショップらへんから行かねえとな…
俺は水瀬に手を差し出すと水瀬は恥ずかしいと言い手を繋ごうとしなかった。
今まで平気な顔して繋いでたじゃねーか…//
むしろ付き合う前は…俺の方がドキドキしてて…
つーか…ずっとこの調子が続くのか…//
俺は付き合う前は俺が勝手に手を繋いでも平気な顔してた水瀬と手を繋ぐだけで恥ずかしそうにしている水瀬のギャップに……
……可愛いッ…って思っちまった……それに……//
なんか…色っぽいというか……///
ッて…俺は…何考えてんだッ…//
それを隠すように水瀬の手を繋ぐと公園から出て携帯ショップへ向かって歩いて行った。
ーー笠松視点終了ーー