第22章 初デート (告白と波紋)
「ッ…な…なんで…そんなに顔真っ赤なんだよ…///」
「ッ…//////」
「そんな顔してたらッ……ッ…き…期待しちまうだろッ…///」
私の顔はやっぱり真っ赤になってて、何て答えたらいいかわからず笠松先輩も顔を赤らめて再び沈黙になった。
「………その……ッ…ご…ごめんなさいッ…///
私…今…頭の中…ぐちゃぐちゃで……///
なんて言ったら…いいかッ…///
…わ…わからないッ…ですッ…///」
「……他に好きな奴がいるのか…?」
「そ…そうではなくて…///ッ…///」
「俺は…自分の気持ちを伝えたんだ…//
なんで頭の中がぐちゃぐちゃなんだよ…
今の水瀬の気持ちでいいから言えよ。」
私は熱い顔を隠しながら少しづつ話をすると笠松先輩は私が他に好きな人がいると勘違いしていた。
慌てて違うというと再びギュッと抱きしめられる。
「ッ……//////
じ…自覚が…なくてッ…///」
「……自覚…?」
「私……人を好きになったことがなくて…///
そういう気持ちがどういうものなのか…わかりませんでした…///
でも…今日……///
笠松先輩が助けに来てくれて…すごく嬉しかったですし…
何より…嫌な事や…ひどいことされても…
笠松先輩が…抱きしめてくれると…///
落ち着いて…安心している自分がいて…///
今までは…尊敬しているだけだと思ってました……
でも…今もずっとドキドキして…心臓がうるさいのはッ…
笠松先輩を…す…好き…なんだと…思いますッ…///」
私は今の自分の気持ちの心境を少しずつ話しだすと抱きしめるのをやめて笠松先輩は黙って聞いてくれた。
私は笠松先輩の顔をまともに見れずにいて話し終わると再び沈黙になった。
「…でも……それに気づいたのはついさっきで……//////
まだ頭の整理がついてなくて…少し時間をッ…もらえまッ…//////」
沈黙の雰囲気に耐えられなくて笠松先輩の告白に対する返事を伝えようとすると優しく抱きしめられた。