• テキストサイズ

【黒バス】何度でも貴方に恋をする R18

第20章 初デート 前編






「そういや…もう昼だな…どっか食いに行くか?」

「はい、どこに行きますか?」

楽器屋を出ると既にお昼は既に時間を回っていて表通りを歩いていた。



「はぁ……もう見てられないな…」

笠松先輩と歩いていると後ろから聞き慣れた声が聞こえてきた。



「ッ…も…森山ッ…」


「森山先輩…?」


「お前なんでいんだよッ…!?」


「いや…ナンパに出かけてたら2人を見かけてな…図書館から跡をつけてたんだ。笠松、お前は、全然なってないぞ!そんなことでは聖知ちゃんに嫌「ば…馬鹿ッ!」」


「森山先輩も図書館にいたんですか?」


「あぁ…笠松…お前は、女性の接し方がわかっていないぞ!俺が手本を見せるから学習するんだ!」


「うっせえ!何どさくさに紛れて握ってんだよ!」


「聖知ちゃん、笠松より俺の方がエスコート上手いだろ?」


「え…えっと…とりあえず…両手で手をずっと握るのはどうかと…」
 (森山先輩…色々順序間違ってるような…)


森山先輩が現れると笠松先輩に説教をし始めて笠松先輩が慌てて顔を赤らめて言葉を遮っていた。


何やらエスコートの話になっていて私の両手を森山先輩が両手でギュッと握りしめてきたので苦笑いを浮かべた。


「え…じゃあ…こういう時は愛の言葉…「いつまで握ってんだよ!早く離せッ!」


「なんだ…笠松、嫉「うっせえ!ナンパでも行けばいいだろ!」

女性の接し方についてまだよくわかっていない森山先輩に笠松先輩が無理矢理手を離させると笠松先輩が私の手を握り歩き出す。



/ 793ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp