第20章 初デート 前編
ーーデート日当日ーー
ーー笠松視点ーー
朝6時起床
緊張しすぎて、早く目が覚めちまったから…朝、自主練に出かけた。
そこから身支度を整えて向かうと約束時間の30分前に着いちまった…
そういや…水瀬の住んでるマンションって1人用だよな…
家族とかは一緒じゃねーのか…?
頭の中でいろんなことを考えていると約束時間の10分前に聞き慣れた水瀬の声が聞こえてきた…。
「あ、おはようございます!笠松先輩。」
「Σうおッ…!!お…驚かすなッ…!」
約束時間よりも早くに水瀬が来て俺の心臓は跳ね上がり思っている以上に変な声が出ちまった。
「ッ…///」
Σかッ…かッ…可愛い…ッ…///
水瀬を見るといつもの雰囲気と違い長い髪を束ねていて私服姿を見て顔に熱が集まるのを感じ直視できなかった。
図書館に向かう途中少しづつ慣れてきたが、水瀬が俺に笑いかけると再び顔に熱が集まる…
ッ…///
今日、水瀬を直視できる自信がねえ…///
ーー笠松視点終了ーー