• テキストサイズ

1匹狼な君と

第2章 愛しい人 (↑晃牙side)


ドリフェスが終わってあんずも仕事終ってんのか…?
ライブ時の衣装のままあんずを探す
流石にアチ〜よ…

外に出たら日が落ちて暗くなっていた
涼しい夜風にあたる

なんとなくあの木の下に向かう
メシ食ったのも…
あんずにキスしたのも…
あんずがこの衣装を作っていたのも…

近くまでくると、人気のないその場所に
珍しく誰かいる…
リッチ〜か…?


「帰ろう…家に…」


あんずじゃねぇか…
帰るって…なんだよ…本気か…?

でも…

会えて嬉しいんだよなぁ…


「俺様はテメ〜に何か伝えたはずなんだけどよぅ…
このまま帰って、
何もナシって事か…
喧嘩でも売ってんのか…♪」


あんずに会うだけで
こんなにも嬉しくなんなんてな…


「で…
あんずの返事は何なのか
俺様は聞いてもいいんだよな?」


あんずは暗闇でも分かるくれぇに
顔が赤くなってやがる
期待してもいいんだよな…?

















「私も晃牙くんの事…

好きです…」



そんな顔すんなよ…
もっと好きになっちまうだろ…

俺様は堪らずあんずを抱きしめた


「よかった… もう逃がさねぇ…」


俺様はこれからもあんずにせいで
調子が狂いそうだな…

ほら…
こんなちっせぇのに
俺様に抱きついてくれるからよぉ…

わけわかんねぇだろうが…♪

好きで好きで堪らない
〝愛しい人〟の温もりを感じながらーーー





┈┈┈┈┈愛しい人 end┈┈┈┈┈┈
/ 63ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp