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俺だけ見ててよ[赤羽業][18禁]

第5章 愛を受け取って?


私は、カルマに視線を向けた。

貴方「カルマ。すぐに戻るからね。」

業「当たり前じゃん。早くしてくれないと襲えないし。それと美雨は、双子を産むんだよ?」

全員「双子!?」

すると周りにいた人達が私を見た。

貴方「ごめんなさい~!!」

あと6週間なんだ。
頑張れ!私!!

?「美雨ちゃんも大変だね。」

貴方「大変というか。大変ですけど。」

私の隣の女性は、高校3年で私と同じ学生だった。
私達は、親友のように話していた。
名前は、谷木沙穂さん。

沙穂「じゃあちょっと出るから。」

貴方「うん。行ってらっしゃい。」

見送ってからみんなを見た。

茅野「今のは?」

貴方「私の友達の谷木沙穂さんだよ。高校3年で出産だってさ。」

業「美雨~。」

貴方「苦しい、苦しいって。」

カルマは、毎日来てくれる。
だけどみんなは、一週間に一度しか来ないからちょっと寂しい。
そして毎週来てくれた。
そしてあと一週間に出産ってときに。
みんなが来てくれた。
沙穂さんは、眠っている。

茅野「もうすぐだね。」

貴方「うん。」

少し痛い。
我慢したくて作り笑顔でいた。
そして酷い激痛が襲った。

貴方「うぅ!!」

痛い。

業「美雨!?」

貴方「痛い!」

片岡「呼んでくるから!!」

烏間「きたらしい。出産の時が。」

貴方「カル、マ!!」

カルマが私の手を握った。
苦しむことしかできない。
カルマが救うことはできない。

貴方「カルマ、もう、無理!!」

業「はぁ?もしかして。死ぬ気?」

どっからそこにいったの?

貴方「ここで、産む!!」

業「え。」

貴方「キャッチして!!」

業「分かった。」

苦痛から逃れたくて早く産んでしまおうと思った。

業「いいよ。産んで。」

そしてゆっくり教わった通りに深呼吸しながら力を振り絞った。
すると。

業「頭、出てきてる。」

数分間続いたら泣き声が聞こえた。

業「一人、産まれたよ。あと、一人!!」

すると医者がきたが医者は、一人の子供を預けることしかできなかった。

そしてもう一人も無事に産まれた。
そして苦痛から解放された。

貴方「はぁ...はぁ...はぁ...はぁ...」

力が抜けていて起き上がることも動くこともあんまりできない。
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