第4章 夏は......
昼休みにカルマに抱っこされていた。
業「可愛いよ?美雨。」
私の額にコツンとくっつけるカルマ。
私の頬にカルマの頬がくっついてくる。
貴方「カルマは、カッコいいよ。」
業「言うじゃん。」
私にキスをしてくる。
カルマは、私を愛しそうに見た。
貴方「おろして?カルマと抱き締め合いたい。」
おろしたらカルマは、抱き締めてくれたから私も抱き締める。
前原「この二人。どっかでイチャついてほしい。見せつけられている感じがしてムカつく。」
磯貝「そうなんだがカルマと美雨の気持ちも分かるな。」
殺せんせー「これぞ!漢字の漢と書いて男の中の男!」
業「へぇ。」
なんかすごい。バイク作ってるし!
するといきなり寺坂くんが入ってきてバイクを蹴飛ばした。
寺坂「気持ち悪いんだよ。タコも。タコと仲良くしているテメェらも!」
貴方「気持ち悪い?」
業「失礼だね?美雨を気持ち悪いって。美雨は可愛いじゃん。ねぇ、寺坂ぁ。そんなに嫌なの?」
寺坂「あ?テメェは、美雨とバカップルでも演じてろよ!」
貴方「バカップル。うぇ~ん。(。>д<)」
業「ダメだよ。寺坂。喧嘩は、口じゃなくて先にまず手を動かさなきゃ。あと、美雨が泣いちゃったんだけどどうしてくれんの?」
すると寺坂くんは、カルマの手を振り払った。
カルマは、私を抱き締めた。
業「寺坂の言うことなんて信じなくていいからね?」
貴方「だっ、だってぇ~。」
カルマは、私の頬に手を添えた。
私は、上目でカルマを見た。
するとカルマは、私に触れるだけのキスをした。
業「やっと泣き止んだ。泣き虫な美雨には、これが一番だよね?」
すると寺坂くんは、机の中からなにか取り出して床に叩きつけると白いものが出てきた。
業「美雨!!」
カルマは、カーディガンを脱いで私の口と鼻につけた。
そして私を後ろへとやる。
カルマの匂いがする。
白いものが無くなるとカルマは。
業「やばかったね?え?」
カルマのカーディガンを抱き締める。
貴方「落ち着く。」
業「え?こっちは?」
私を抱き締める。
貴方「やっぱりこっちの方が落ち着く!」
しがみつくとカルマは、微笑んで私の頭を撫でた。
私は、笑ってカルマの胸に顔を埋めた。