第4章 夏は......
そして体育が終わった。
陽奈乃ちゃんが烏間先生をお茶に誘ったが断られた。
なぜか新しく先生が来た。
この人って人気だよね?教育で。
ネットで話題になってる人。
鷹岡明さんだ!
でも裏の掲示板で悪い噂が流れてる。
この人の教育は、スパルタで歯向かうと傷つけてくる人で最低なやつって。
本当なのかな?
予定表もヤバイって聞いたけど。
そうだ!律に調べてもらおう!
私は、席を外してスマホに向かって。
貴方「律ちゃん。」
律「はい!」
貴方「鷹岡明って言う人は、教育で有名な人なんだけどね。裏の掲示板でスパルタで歯向かうと人を傷つけるってのが流れてるの。それの証拠写真とかの全部探してほしいの。」
律「はい!分かりました!すぐに探します!」
戻るとカルマが心配してた。
業「どこに行ってたの?」
貴方「ちょっとお手洗い。」
そして次の日の朝に律ちゃんが証拠写真を持ってきてくれた。
鷹岡明さんに教わった生徒は、みんな傷だらけだった。
表情に目の奥が笑ってない。
悲しんでいる。
私は、どうしよう。と思った。
今は、言えない。
だって傍に鷹岡先生がいるんだもん。
体育の時間になって予定表が配られた。
それを見た途端に私は、確信した。
やっぱり最低な人だ。
前原「嫌だよ!遊びたいし!勉強したいし!これじゃあ成績落ちるよ!」
貴方「前原くん!」
私は、咄嗟に彼の体を掴んで下がらせようとしたが遅くて鷹岡先生にお腹を蹴られた。
鷹岡「出来ないんじゃない。やるんだ。」
すると前原くんが倒れた。
私は、前原くんの背中をさすった。
貴方「大丈夫!?ゆっくり息して。」
鷹岡「お前は、体が勝手に動いたな。そこのピンク色の髪のやつ。」
私を見ている。
私は、言ってみた。
貴方「分かってましたよ。この写真の説明がつきました。」
私は、スマホを見せる。
それは、傷だらけの生徒と鷹岡先生の背を向けた時の写真だ。
貴方「やめてくださいよ。本当に中学生の体でこんな時間までやってたら皆、体壊しちゃいます!それくらい考えてくださいよ!...うぐっ!」
お腹を蹴られて私は、倒れた。
私は、お腹を抑える。
痛い、助けて、カルマ。
磯貝「カルマ呼べ!」
倉橋「たしか、教室にいるかも!」
貴方「呼ばないで!」
磯貝「だけど!」
貴方「心配をかけさせたくないの。お願い。」
