第1章 始まり
答えを聞く前に腰を引き寄せて抱き締めた。
貴方「赤羽くん。私、ね。人を本気に好きになったことなんてなかった。だけど今、本気に好きになった人がいるの。」
俺は、振られた。
そう思った。
貴方「赤羽くん。友達という関係を終わりにしよう?」
絶好とまで言われた。
業「ごめん。やり過ぎた。」
貴方「違うの。最後まで聞いて?その友達という関係を終わりにしよう?って言うのはやめて私と付き合ってください。」
業「え。」
貴方「好きだもん。」
俺は、驚いた。
だけどもうすぐ本校舎の川神ちゃんに会えなくなる。
そう思った。
貴方「あ!ちょっと待ってて?」
川神ちゃんは、大きな石を持ってきた。
そしてそれを投げた。
それは、窓ガラスに命中した。
音をたてて窓ガラスが割れる。
貴方「これでいつでも会えるね!」
自分でE組へ行こうと思って問題を起こした。
俺のために。
業「いいの?そんなことして。」
貴方「赤羽くんに会えないなんて嫌だよ。(。>д<)そんなくらいなら私、行くよ。(*^-^*)」
業「川神ちゃん。/////」
貴方「カルマ!」
業「美雨。」
そして俺達は、E組行きで休学となった。
美雨は、独り暮らしだったから母さんと父さんに四人で暮らそうと言ったらすぐにいいよと言った。
四人で暮らすことになった。